Mayaの価格とお得に安く購入する方法
- Mayaの価格っていくらか知りたい
- Mayaはどこで購入がおすすめ?
- Maya高すぎ!安く購入する方法ありますか?
このような疑問に答えていきます。
CG制作ソフトの代表ともいえる「Maya」。実際に私も仕事でゲームキャラのモデリングにMayaを使用しています。モデリングに興味がある人で、Mayaの価格や購入方法を知りたい人も多いはず。
そこで今回はMayaの価格と、お得に安く購入する方法を紹介します。
Mayaはプロ用のソフトですが個人でも購入できる価格帯で購入できるのでぜひ最後まで読んでみてください。
Maya購入前に知っておきたい基礎知識
まずMayaの価格と購入方法紹介の前にみなさんに知っておいてほしい要素をまとめましたので紹介します。
- Mayaは月額、年額制のサブスク形式
- Mayaはめっちゃ高い(年間約20万円以上します)
- Windows、Macの両OSに対応
2016年に買い切りの永久ライセンスが終了し、Mayaはサブスクリプションライセンスの形式となりました。
そして、みなさんが特に驚くポイントが価格ですね。はい。Mayaの価格はめちゃくちゃ高くて、サブスク価格が年間20万円以上もします。
個人ではためらってしまう価格ですが、この記事ではより安くMayaを購入、使用する方法を紹介しますので安心してください。
Mayaの購入価格を比較
Mayaは製品ライセンスごとに価格が異なっています。それぞれの価格を表にまとめたので見てみましょう。
ライセンス | 価格 | 商用利用 | その他 |
---|---|---|---|
Maya | 286,000円/年(36,300円/月) | 商用可 | 通常版 |
Maya Indie | 42,900円/年 | 商用可 | 使用条件あり |
Maya LT | 42,900円/年(5,500円/月) | 商用可 | 機能制限あり |
Maya 体験版 | 無料 | 商用不可 | 30日の期限あり |
Maya 学生版 | 無料 | 商用不可 | 学生/教員限定 |
Mayaの通常ライセンスは年間20万円以上もして高いですが、そのほかのライセンス形式ですと年間数万円で購入ができますね。
MAYA通常版に比べてIndie版やLT版の年間価格はとても安いですが、その他項目にあるように「使用条件」や「機能制限」があるので、次ではそれらについてくわしく解説していきます。
Maya Indie
Maya Indieは使用対象者に以下の条件がありますが、年間42,900円(2021年7月現在)というリーズナブルな価格でMayaが使用できるものです。
- クリエイティブ制作による年収が1500万円未満の人
- Mayaを扱うプロジェクトが10万米ドルを超えない
- 1ユーザーまた1組織につき1つのサブスクライセンスのみ利用可能
Maya IndieはAutodesk社の公式サイトから購入することができます。
使用条件はありますが、基本的に個人で使いたいと思っているほとんどの人が使用条件を満たしているんじゃないでしょうか。Maya Indieはインディー版となっていますが機能制限などは特になく、基本的にはふつうのMayaと同じ機能です。
ただし、Arnoldレンダラーでのバッチレンダリングができないので、必要な人は別途Arnoldのライセンスを取得する必要があります。Arnoldライセンスが年間約6万円なのでArnoldとMaya Indieを合わせても通常のMayaより安いですね。
学生以外のユーザは、Maya Indieが特に安くMayaを使用できるのでオススメです。
Maya LT
Maya LTは通常のMayaに比べて機能制限があるものの年間約4万円ほどで使用できる製品です。
シーンファイルがmtl形式なのでMaya LTのデータをMayaで開くことができない欠点があります。ただし、FBXなどの別形式で書き出せば解決はできます。
そのほか、レンダリング機能がないのでCGで映像制作をしたい人には正直向いていません。ゲーム用のアセットモデルを制作する場合はMaya LTでも大丈夫です。
Switchなどでリリースされている「オーバークック」はMaya LTを用いて制作した実績があります。学生以外でゲーム系のモデリングをしたい人にはおすすめです。
また、Maya Indieと比べてMaya LTは月額契約ができるので、数か月だけ使用してい人にもおすすめですよ。
Mayaを無料で使う方法
年間20万円以上するMayaを安く使用する方法を紹介してきましたが、やはり無料に勝るものはないですよね。そこで、さきほどの表でも紹介したMayaを無料で使用できる方法についても解説します。
- Mayaの体験版
- Mayaの学生・教員ライセンス
これらのライセンスは無料ですが、つくったデータでの商用利用は不可になりますので気をつけましょう。
Mayaの無料体験版
よくある無料体験版です。30日間という期限はありますがMayaの機能をフルに使うことができます。
Maya購入の前にソフトの使い心地やPCでの動作環境が適しているかが気になる人は、まずはMayaの30日間無料体験版を使用するのがおすすめです。
Mayaの学生・教員ライセンスは無料
学生や教員関係者の方は教員ライセンスを申請することで学生期間中はMayaを無料で使用することができます。
学校などの情報登録が必要になりますが、中学生以上の学生ならば無料でMayaをフル機能でつかうことができます。CGを勉強したい学生さんは多いと思いますので、ぜひ学生の間は学生ライセンスでMayaを使いまくりましょう!