絵の練習方法クロッキーですぐにイラスト上達!【時間がない人必見】
- 絵がうまくなりたいけど時間がない!
- クロッキーってどんな練習方法ですか?
- クロッキーをやってみたいです。
このような疑問にこたえます。
時間がなくて絵の練習ができない人は結構多いと思います。そこでおすすめなのが「クロッキー」です!
今回は、クロッキーのやり方や、そもそもクロッキーとは何なのかを紹介します。
クロッキーは時間がない人にとってもおすすめの画力アップ練習法なので、時間がない人ほど要チェックですよ!
クロッキーとは?
絵の練習方法のひとつにクロッキーというものがあります。
クロッキー(仏: croquis)とは速写(速写画)と言い、対象を素早く描画すること、またはそうして描かれた絵そのものを指す。スケッチ(写生)とも言うが、特に短時間(10分程度)で描かれたものをクロッキーと称する。主に動物や人体など動きのあるものを素早く捉える訓練として行われる。またタブロー(完成作品)へ昇華させるための習作として行われる場合もある。
クロッキー – Wikipedia
長い時間をかけておこなうデッサンや模写に対して、クロッキーは5分、10分程度の短時間でおこなう絵の練習方法です。ほかの練習方法に比べて良いポイントがたくさんあります。
- 短時間で行うので、時間がない人にオススメ
- 道具の用意がかんたん
- プロも行う効果がある練習
クロッキーは短時間かつ手軽に始めることができるので初心者にもおすすめの練習方法です。なお、多くのプロ、芸術家もクロッキー練習をするほどなので上達効果もかなり期待できます。
クロッキーに必要な道具
クロッキーに必要な道具は紙とペンだけでOKです。ほんと、それだけです。
紙は無地で描きやすいものなら、コピー用紙やチラシの裏などで大丈夫です。外出先でクロッキーをしたい人は、Sサイズの持ち運びやすいクロッキー帳がおすすめです。ペンは鉛筆、シャーペン、ボールペンでも大丈夫です。自分が使いやすいものを使いましょう。
消しゴムは必要ない
10分程度の短時間で描くクロッキーでは消しゴムを使いません。
消しゴムを使わない緊張感はありますが、無駄な線を引くことが少なくなる訓練にもなりますし、描画時間の節約にもつながります。消しゴムを使わないことも、クロッキーでのトレーニングの一部なのです。
実際に描いてみる
紙とペンを用意したら実際にクロッキーをしてみましょう。
クロッキーのやり方・コツ
家族や友人、雑誌のモデルなどを対象にみながら描いてみましょう。この時に意識したいコツは4つです。
- 10分程度の時間を決めて描く
- はじめから、上手く描こうと思わない
- 対象のシルエット、構造をよく観察する
- なるべく描く手を止めない
短時間で行うクロッキーでは、対象の全体像を素早くとらえて正しいアプローチにつなげる力を鍛えます。そのため、対象の細部の情報よりもおおまかなシルエットをよく観察して描くことがポイントです。
また、しっかり手を動かし描くことに慣れることでイラスト上達にも活かされてきます。
外出先でクロッキーを描こう
街中やカフェ、通勤電車内の人々をクロッキーの対象にするのもいいでしょう。外で描くクロッキーはまた気分が違いますし、モチーフの内容も豊富です。
私が通っていた美大には、通学電車で毎日クロッキーをしてスキマ時間を有効活用している凄い学生もいました。
クロッキーの参考資料
30秒ドローイングで人気のポーズマニアクスさんがクロッキーに役立ちます。さまざまなポーズ資料が用意されているので、ポーズの描き方にも役立つこと間違いないと思います。書籍では高桑真恵さんの人体クロッキー本がおすすめです。
人体構造からクロッキーの描き方について紹介されており、漫画やアニメ、イラスト制作において役立つ一冊です。
クロッキーは少ない時間で絵の上達ができる練習法
時間がなくてなかなか絵が描けない人もいると思いますが、クロッキーは短時間で効果のある絵の練習ができるのでオススメです。
初心者にも始めやすいので、さっそくクロッキーをはじめてイラスト上達しましょう!