Photoshopがイラスト初心者に難しい3つの理由

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フォトショが難しい理由
  • Photoshopでイラストを描くのは向いてないですか?
  • デジタルイラスト初心者にはPhotoshop難しいですか?
  • Photoshopの強みを知りたい!

デジタルイラストを描き始める際にペイント用ソフトを用意しますよね。クリスタやSAI、Photoshopなどがあると思います。

その中でもPhotoshopは、イラスト初心者にとって難しいイメージが多いと思うのでその点について詳しく解説していきます。

たしかに、私自身も初めは「Photoshopでイラストって難しい」というイメージがありました。

今回はイラスト初心者にとってPhotoshopが難しいと思われる理由を3つにまとめて紹介します。

目次

Photoshopは画像加工などのレタッチソフト

まずPhotoshopは漫画やイラストなど絵を描くことに特化したソフトではないです。どちらかというと、Photoshopは風景や人物などの写真、ポートレートを加工編集することに特化したソフトだと思います。

文字やデザインレイアウトにも強く、色味編集やフィルター加工なども豊富なので、大半のゲームや映画デザイン関係の会社で使われているソフトです。

じゃあ、Photoshopでイラストを描くことはできないのかよ!と思うかもしれませんが、全然そんなことはありません。プロのイラストレーターの中には、Photoshopでイラストを描いているひともたくさん存在します。

しかし、はじめてPhotoshopで絵を描くことは難しいと断言します!

Photoshopでイラスト初心者にとって難しい3つの理由

Photoshopでイラストを描くことは SAIやクリップスタジオなどの他のペイントソフトと比べると難しいです。とくに初めてのデジタルイラストなら、なおさら難しい!そのように思える理由は3つです。

  • Photoshopで綺麗な線を描くのは難しい
  • Photoshopのブラシ設定が物足りない
  • イラスト向けPhotoshop講座が少ない

おもに、これらの理由でPhotoshopでイラストを描くことが難しいといえます。それぞれ詳しく解説していきます。

1.Photoshopで綺麗な線を描くのがむずかしい

Photoshopでは手ブレ補正機能がありません!
Photoshop CC 2018のアップデートでついに手ブレ補正機能がつきました。

しかし、Photoshopの手ブレ補正機能は細かい設定がまだあまりできないので、クリップスタジオのような微調整はできないですし、補正の仕方も独特なので綺麗な線を描くのは難しいです。まぁ手ブレ補正がないわけではないので、線を描くことに関しては慣れれば問題はないのかもしれませんね。

2018 CC アップデート以前は全く手ブレ補正がなかったので、初心者の方がイラストを描くソフトとしては、Photoshopはマジでオススメしませんでした

PhotoshopCSシリーズの場合、手ブレ補正機能は標準でついていません

2.Photoshopのブラシ設定にはクセがある

ペイントソフトのおいてブラシやブラシ設定は重要だと思います。表現の幅につながってきますからね。

ですがPhotoshopのブラシは、イラスト制作に特化したものではないので漫画イラストなどには正直向いておらず、パラメータ設定も少し物足りないのが正直なところです。

一方でクリスタやSAIなどは、初期設定のブラシが豊富かつ混色や滑らかさなどのパラメータが細かく設定できます。 イラストを描くなら、ブラシがイラスト制作に特化された方を使ったほうがいいですよね。

3.Photoshopの初心者向けイラスト講座が少ない

Photoshopの使い方などの講座はたくさんあると思いますが、イラストを描くことに関しての講座は多くない気がします。

Photoshopはデザイナー向けソフトなので、レタッチや画像編集、加工などのチュートリアル動画は多く存在します。画像編集や加工などの技術はイラスト制作にも活用できますが、肝心の作画や色塗りテクニックの講座は少ないですね。

また、イラスト向けの講座があったとしても海外アーティストの講座が多いので、言語の壁がネックとなってしまいます。

イラスト制作でのPhotoshopの強み

さんざんPhotoshopダメじゃん、みたいなこと書いてきましたがそんなことありません。

あくまでも、今回言いたいことは、はじめてデジタルイラストを描く人にはPhotoshopは難しいのでオススメしないということです。

Photoshopにもイラスト制作における強みはちゃんとあります。まとめるとこんな感じ

  • 色味の編集機能やブレンドの種類が豊富
  • エフェクトや画像加工フィルターが豊富
  • 画像配置などレイアウト、デザインに強い
  • さまざまな画像の拡張子に強い
  • リアルなイラストや写実的な背景イラストに向いている。

などなど、たくさんあります。

最初に解説したように、Photoshopは画像レタッチツールです。そのため、高い色彩編集機能や豊富なフィルター効果などがイラスト制作でも役立ちます。

プロのイラストレーターの中には、クリスタなどでイラストを描いた後あとに仕上げ加工をPhotoshopで行うというひとも多くいます。そのほかにも、Photoshopはリアルで写実的なイラストにはめっちゃ向いてると思います。とくに、厚塗りイラストはPhotoshopで描くのに向いています。

実際プロの現場や、私の仕事場でもイラストやデザイン制作に使うソフトなのでPhotoshopはすごいソフトですよ。

まとめ

Photoshopは画像編集としてはとても優秀なソフトだと思います。リアリティのある絵作りにおいては必須といえるぐらいのソフトです。

一方で、はじめてデジタルイラストを描く初心者にとってはPhotoshopは難しいとも思います。そのため、他のイラストに特化したソフトでデジタルペイントに慣れた後にPhotoshopを使ってみるのがいいんじゃないでしょうか。

フォトショが難しい理由

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