正面顔の描き方は比率が大切!【5ステップで解説】

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正面顔の描き方

この記事で分かること

  • 顔をキレイに描けるようになりたい
  • 正面顔の上手く描く方法は?
  • 顔の比率を理解して正しく顔を描きたいです。

顔を描く時によくある悩みなどを解決します。

キャラクターデザインやイラストにおいてキャラの顔は重要なパーツですね。正面顔を描くのは難しいと思うかもしれませんが、比率を意識することでカンタンに正面顔を描くことができます。

この記事では、正面顔の比率を解説しながら正面顔の描き方を5ステップに分けて紹介していきます。

比率を意識できるようになると、きれいな顔がカンタンに描けるようになります。

目次

正面顔の描き方は比率が重要

正面顔の描き方を紹介する前に顔の比率をまとめてみました。※下記の縦線、横線は、頭を縦横半分に引いたアタリ線のことです。

  • 縦横比 縦:横=3:2
  • 頭   縦線の上半分1/2が半円型
  • 目   横線の左右それぞれの真ん中。幅は1/8~3/8、5/8~7/8
  • 眉毛  目の幅より同じ~少し長いくらい
  • 鼻   縦線の下半分の1/2の高さ
  • 口   鼻と顎先の2/3の高さ。幅は目と目の間
  • 顎   顎先は口と同じ幅、エラ骨は口と同じ高さ
  • 耳   目の高さを付け根にはじまり、耳たぶが鼻の高さ
  • 生え際 縦線の上半分1/2あたり

特に重要な顔の比率をわかりやすく厳選したんですが、それでも9つもあります。それだけ顔のバランスが複雑なのが分かります。

しかし一気に覚えるのは大変なので、ひとつひとつ解説しながら顔の描き方を紹介していきます。

正面顔の描き方5ステップ

それでは、正面顔の描き方を紹介していきます

おおきく5つのステップに分けて説明していきたいとおもいます。

ステップ1:顔輪郭を描く

正面からみた顔の縦横比はだいたい縦:横=3:2です。縦長ですが、丸に近づくほど幼くなります。

全体のカタチとしては卵型のイメージが近いと思います。頭頂部は丸みを持たせることを意識して、顔下半分は少しとがらせることであごのラインを意識して描けるといいと思います。

輪郭が描けたら顔を縦横半分を通るように十字線を引きます。これが正面顔を描くうえでのガイドラインとなります。このガイドラインが崩れるとすべて崩れるので正確に描きましょう!

ステップ2:目元を描く

横線の左右それぞれの真ん中の位置に目を描きます。

目の幅は顔横線の3/8くらいです。目と輪郭の間に1/8くらいの距離が開きます

左右の目の高さが違うと変な感じになりますので気をつけましょう。

また、目と目の間の距離は目の幅とおなじくらいで描きましょう。

眉毛は目の幅より同じ~少し長いくらいに描きます。一般的に眉毛は、目に近いほど美形にみえるといわれています。

ステップ3:鼻と口を描く

顔下半分の縦線1/2の位置が鼻先になるように鼻を描きましょう。
線で鼻先を描いてもいいですし、簡略化した鼻の穴を描いてもいいです。重要なのは正しい位置に描くことです。

次に、鼻と顎先の2/3の高さに口を描きます。
口幅は目と目の距離くらいです。口と鼻は距離が近いほど美形または大人っぽい印象をあたえます。

顎の部分は、だいたい口と同じ幅の輪郭線と、口の高さと同じエラ骨をつないで描きます。このあごのラインは男らしさを出すのによく使われます。そのため、男性キャラを描く際はこのあごを強調するとかっこよく描くことができると思います。輪郭線に誤りがあった場合ここで描きなおしておきましょう。

ステップ4:耳と生え際を描く

目の高さを付け根にはじまり、鼻の高さが耳たぶになるように耳を描きます。

耳の高さは意外と違和感を生みやすい部分なので、正しい位置に耳を描くことができるように意識しましょう。

次に、顔上半分2/4~3/4の高さに生え際を描きましょう。髪の毛はこの生え際のゾーンから生えてきます。

ステップ5:仕上げに描きこむ。

最後に髪の毛と首を描きこみます。

髪の毛はシルエットを意識しながら描くことでスムーズに描くことができます。

ガイドラインの要らない線や重なった部分の線を消して完成です。

正面顔の描き方まとめ

正面顔の描き方はたくさんの比率が重要となってきます。ひとつひとつ正面顔の比率と描き方を解説しましたがいかがでしたでしょうか。

比率に慣れてきたらさまざまな表情をつけるなどさまざまな顔を描くことに挑戦してみましょう。

正面顔の描き方

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