初心者おすすめ!5つの基本要素で覚えるZbrushの使い方

はじめてのZbrush:簡単な使い方を5つの要素で解説【初心者でもCG作品が作れる】

初心者Zbrush

どうも!TUTUSIA(@tutusia_22)です。 ゲーム会社で3Dモデリングをしています。Zbrush歴は5年以上です。

  • Zbrushの基本的な使い方をまず知りたい
  • Zbrushって難しくないですか?
  • Zbrushで最低限覚えておきたい機能は何ですか?

今回はZbrushの基礎を知りたい方の疑問に答えてきます。

当サイトでは3DCGモデリング初心者の方にZbrushをごり押しでオススメしています(笑)。 Zbrushは多機能なので難しいイメージがありますが、この記事で紹介している基本要素さえ押さえれば簡単に立体作品がつくれます。

この記事では、Zbrushの起動から保存までの方法と、最低限覚えておくとよい機能や操作方法を解説しています。

Zbrushの使い方は5つの要素を覚えればとりあえずOK

Zbrushは直感的操作で簡単に3DCG作品をつくることができます。

Zbrushにはたくさんの機能があるため覚えるのが大変と思うかもしれませんがそうではありません。基本的に5つの使い方を覚えることができれば、初心者でも短期間でCG作品をつくることができるようになります。

  • 1:Zbrushの起動から保存までの方法
  • 2:おもに使用する5つのブラシ操作
  • 3:ダイナメッシュ機能
  • 4:サブツール機能
  • 5:Ctrl、Alt、Shiftの3つのショートカット操作

Zbrushにはたくさん機能がありますが、基本的に上記5つの使い方を覚えるだけで簡単にスカルプトモデリングができるようになります。私自身も知識ゼロから1週間以内でCG作品をつくれるようになりました。

それでは、それぞれの使い方に関して詳しく解説していきます。

1:Zbrushの起動から保存までの方法

まずは、Zbrushでの制作の始め方からデータを保存するまでの使い方を覚えましょう。

Zbrushの起動からモデリングまでの使い方

Zbrushを起動したら、公式情報のポップアップ(出ない場合もあります)とLightBoxメニューが開かれた起動画面が表示されると思います。そこでメニュー内の球体を選択してモデリングを始めることができます。

起動時はパース(Persp)表示がオンになっていると思いますので、オフにしておくことをオススメします。

Zbrushの保存の方法

次に保存方法です。保存形式はZTL形式と、ZPR形式の2つのタイプがあるので覚えておきましょう。

なお、日本語名で保存すると読み込みの際にエラーが起きる場合があるのでなるべく英数字を使用した名前で保存しましょう。CGソフトでは英数字でのデータ名をつけるのは基本なので、この機会に覚えておきましょう。

ZTL形式で保存

右上のツール保存からZTL形式で保存ができます。保存データを読み込む時は、上と同様に球体が表示された状態にして右上のツール読み込みから読み込むことができます。

ZTL形式の場合、表示中のツールのみが保存されライトや操作履歴などの設定は保存されません。データサイズはZPRに比べると軽いです。ちなみに、ふだん私はZTL形式で保存しています。

ZPR形式で保存

ファイル>別名保存 からZPR形式で保存できます。

ZPR形式はすべてのツールに加え、ドキュメント設定やライト、操作履歴などの設定も保存されます。多くの情報を保存するのでZTL形式に比べるとサイズが重たいデータになります。

2:Zbrushでよく使う5つのブラシの使い方

Zbrushには100以上のさまざまなブラシがありますが、その中でもよく使う覚えておきたい5つのブラシをピックアップしました。

 ブラシ機能
Standard3Dモデルを盛り上げるブラシです。基本的な形づくりのよく使います
DamStandard溝を彫るブラシです。模様などの細かな形づくりによく使います。
Move3Dモデルをつかんで形をつくるブラシです。伸ばしたりへこましたりするのに便利です。
Smooth粗くなったポリゴンを滑らかにするブラシです。Shiftキーを押しながら使います。
TrimDynamic3Dモデルを平らに整えます。パキっとした3Dモデルをつくるときに便利です。とくにハードサーフェイスモデリングで役立ちます。

Zbrushでは、Standard、DamStandard、Moveの3つのブラシでだいたいのカタチをつくることができます。

後に解説するAltキー操作を使いながら、モデルを盛り上げたり彫ったりしてモデリングができます。Smooth(スムース)ブラシは、彫るなどして形をつくったときに粗くなったモデル表面を滑らかにするのに必要不可欠です。スムースブラシも後に紹介するShiftキー操作で使うことができます。

3:ダイナメッシュ機能

さきほど説明したMoveブラシなどでモデルを伸ばしたときにポリゴンがかなり粗くなると思います。この時にダイナメッシュ機能を使うことでポリゴン密度を均等になるように調整することができます。

使い方は右メニューのジオメトリー>ダイナメッシュ>ダイナメッシュ(Geometoly>Dynamesh>Dynamesh)をオンにします。そして、3Dモデルがない部分をCtrlキーを押しながらドラックすることでポリゴンの再計算ができます。

ちなみに解像度はポリゴン密度なので、低いほど粗く高いほど精密になります。ポリゴン密度を高くしてダイナメッシュを行うと綺麗にスカルプトできますが、その分データサイズが大きくなって処理も重くなるので、様子をみながらサイズを調整していきましょう。

Zbrushダイナメッシュとディバイド 【Zbrush】ダイナメッシュとサブディバイドとは何?

4:サブツール機能

ペイントツールなどのレイヤーにあたる機能をZbrushではサブツール(subtool)といいます。複数のパーツで構成されているモデルデータを扱うときに必ず使用する重要な機能です。

Zbrushサブツール Zbrush入門!サブツールの使い方を覚えよう

挿入(Insert)で3Dモデルを追加したり、下と結合(Marge Down)でふたつの3Dモデルを結合したりできます。複製(Dupulicate)機能などは私もよく使う機能なので覚えておきたいですね。

注意
挿入(Insert)でサブツールを追加した時にシンメトリがオフになっている場合があるので気をつけましょう。

5:Zbrushでの3つのショートカット操作の使い方

ZbrushではCtrl、Alt、Shiftの3つのキーによるショートカットをよく使います。Zbrushモデリングで頻繁に使うショートカット操作なので、使い方などをわかりやすく表にまとめてみました。

ブラシ操作でのショートカットの使い方

ブラシ操作
Altキーブラシの膨らみへこみが逆になる
ShiftキーSmoothブラシでスムース機能
Ctrlキーマスクブラシでマスク機能

スムース機能、マスク機能の切り替えなどをショートカットで行います。3つの中でも特にAltキー操作は、ブラシの盛り上げたり彫ったりする効果を逆にするので頻繁に使います。ぜひ覚えておきましょう。

カメラ操作でのショートカットの使い方

カメラ操作
背景を右クリックドラッグモデルを中心にカメラを回転できます
背景を右クリックドラッグモデルを中心にカメラを回転できます
Shift+右クリックドラッグカメラを正面、上下左右ぴったりに合わせる
Ctrl+右クリックドラッグカメラのズームインアウト

モデルビューのカメラを操作するときにShiftとCtrlの2つのショートカットキーを使います。

キー操作のほかに右クリックもよく使うので、ペンタブを使用している人はペンのボタンに右クリック操作を割り当てておくといいです。

その他ショートカットの使い方

その他機能
Alt+3Dモデルクリックサブツール選択切り替え(サブツールについては下で解説)
Ctrl+背景ドラッグマスク時はマスク解除、非マスク時はダイナメッシュ再計算

複数のパーツに分かれたデータの場合、Altを押しながらモデルパーツをクリックすることで簡単に編集したいモデルを切り替えることができます。サブツールパレットでも切り替えはできますがAltキー操作のほうが効率がいいです。

Ctrlを押しながら背景をドラッグすると先ほど説明したマスクブラシでつくったマスクを解除することができます。なお、マスクがかかっていない場合はダイナメッシュ機能によってポリゴン密度を再計算するようになっています。

ステップアップに覚えておきたい機能

今回紹介した5つの使い方を覚えれば初心者でもZbrushである程度の3DCG作品をつくることができると思います。

しかし、もっとすごいCG作品をつくったり、より効率よくモデリングをしたりするにはもう少しZbrushの機能の使い方を覚える必要があります。おもに今後のステップアップに覚えたいZbrushの機能は「Zリメッシャー」と「ギズモ機能」2つです。またカスタムブラシを使うことで制作の幅を広げることもできます。

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今回紹介した、Zbrushの基本的な5つの使い方をしっかり学んだらそのほかの機能の使い方にも挑戦してみましょう。