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【比較】クリスタPROとEXの2つの違いを解説!

PROとEXの比較

人気ペイントソフトのクリップスタジオにはPROとEXの2つのタイプがあります。

クリスタを購入しようとしている人の中には「PROとEX2種類のクリスタはどっちを買えばいいんだろう?値段や機能の違いは?」と疑問に思う人も多いと思います。

そこで今回はクリスタPROとEXの違いを比較しながら解説していきます。

クリスタPROとEXの違い

まず結論から言いますと、クリップスタジオEXはPRO版の上位互換にあたります。

つまり機能でいうと クリスタPRO<クリスタEX です。その点も含めてクリスタのPROとEXの違いをまとめると2つあります。

  • ソフトの値段
  • マンガやアニメ制作の機能の違い

使える機能に差があるともちろん値段も変わってきますよね。それぞれの違いについて詳しく解説していきます。

クリスタPROとEXの値段の違い

クリップスタジオのPROとEXの値段の違いを比較したので表にまとめてみました。(値段は税込みで、2020年2月6日データです。)

購入プランPRO版EX版
ダウンロード購入5,000円23,000円
パッケージ購入9,200円37,200円
公式ガイドブックセット10,450円38,500円
バリュー版月額500円月額500円
iPad版月額480円/年額2,800円月額980円/年額7,800円
iPhone版月額100円月額300円

クリスタの値段はPROとEXで約2万円も差があるのが分かりますね。また、どちらもダウンロード購入とパッケージ購入の2種類の購入方法があります。表をみてもらえれば分かりますが、ダウンロード購入のほうがPROもEXも両方お得に購入できるので安く買いたい人はおすすめです。

クリスタでは月額制で使えるバリュー版というプランも販売しています。一般的にサブスクリプションという形式の販売ですね。バリュー版ではPROもEXも両方とも月額500円で使用することができます。短期間しかクリスタを使わないという人にはおすすめのプランですね。

そのほかクリスタはiPadやiPhone版も販売していますが、やはり値段はPRO<EXとなってますね。それぞれの購入プランは公式サイトでも詳しく紹介されています。

クリスタPROとEXの機能の違い

まず、クリップスタジオでは基本的にこれらのことができます。

  • イラストを描く
  • カスタムブラシの作成
  • 画像にテキストを配置
  • 色やトーンなどの加工

イラスト制作のほとんどの機能がクリスタに備わっています。もちろんPROもEXも両方これらのことができます。

一方で、クリスタEXはPRO版の上位互換といいました。そのため、PRO版にはできないクリスタEXの機能が5つあります。

  • 複数ページの管理機能
  • 画像や3Dデータを線画、トーンに変換する
  • 長尺アニメーションの作成
  • 特殊プラグインを追加できる
  • 3Dデータの4面パレット表示 

マンガまたはアニメ制作においてとても便利な機能がクリスタEXには備わっています。

とくにマンガをつくるうえで複数ページを管理する機能は必須ともいえるので、クリスタでマンガをつくろうと考えているかたはPRO版よりもEX版がおすすめですね。

マンガ原稿作成に便利な機能【EXのみ】

クリスタEXでは複数ページのサイズなどを一括で設定することができます。また、マンガ原稿のページ数や表紙の有無、セリフなどもかんたんに調整できるのでとても便利です。

1枚1枚個別でつくった場合、あとから一括で設定を変えるときにとても困りますよね。クリスタEXでは一括でまとめて設定を変更することができるので、マンガ原稿をとりあえずつくったあとからでも一括調整で問題を解決できます。

複数のページを管理する

クリスタEXにはページ管理ウィンドウというものがあります。

その名の通り、ページの順番を変えたり、ページの追加や削除をしたりすることができます。ほかにも、製本の時に必要になるページ番号情報「ノンブル」も簡単に設定変更できます。ページ数を表示したくないデザインの場合には「隠しノンブル」も設定できるので便利ですね。これももちろん一括で簡単に設定変更できます。

また、クリスタEXでは見開きページ、単ページの切り替えがかんたんにできます。単ページだけならPRO版でもつくれますが、見開きと単ページの切り替えは難しいですね。

そう考えると、クリスタEXのほうがマンガ制作機能が優れていますね。

複数ページの書き出し、印刷する

クリスタEXでは複数ページの一括書き出しや印刷も行うことができます。

PhotoshopのPSD形式やJPG、PNGなどの形式でページを一括で書き出せますし、ファイル>印刷 からページの一括印刷をすることもかんたんにできます。

PRO版で1枚ずつマンガ原稿を描こうものなら書き出しや印刷も1枚ずつしないといけないので大変ですよね。EX版なら一括で行うことができ、かなりの時間節約になります。

ちなみに、書籍フォーマットの書き出しではKindleフォーマットでの出力が可能です。

マンガのセリフを管理する

マンガを読んだことあるかたなら、マンガには「セリフ」が必要なことはもちろんご存知ですよね。

クリスタEXではストーリーエディターという機能でセリフの入力を便利にしたり、管理したりできます。

ページごとにセリフ用のブロックが分かれており、そのページにセリフを入力またはコピペするだけ簡単にマンガのセリフを作成することができます。

外出先でテキストデータなどでセリフだけ考えて作成しておき、自宅のPCでさきほどのセリフデータをコピペするといったこともできますね。

文字の検索や一括置換もできるので、セリフを修正するときにもとても助かりますね。

製本イメージを3Dプレビューする

制作したマンガ原稿をじっさいに製本したらどんな感じになるのか気になりますよね。

クリスタEXでは3Dプレビュー画面で製本した原稿を3Dプレビューすることができます。ファイル>複数ページ書き出し>製本3Dプレビュー から製本した原稿を3Dモデルで確認することができます。

表紙や中身、製本したときのノドの部分は見づらくなっていないかなどを印刷する前に確認することができます。製本前に修正部分が分かるとのですごく助かりますね。

他のソフトにはなかなか無い機能なのでとてもいいです。

マンガ原稿以外にもポートフォリオやオリジナル雑誌などをつくるときにも使えるかもしれませんね。

素材を線画、トーンに自動変換【EXのみ】

クリスタEXでは2D、3DLTレンダリングという機能があります。この機能では、写真や画像データ、または3Dデータを線画とトーンに自動変換することができます。

線画とトーンの部分はそれぞれレイヤーに分けることができ、あとから個別に濃度や線幅といった編集することもできます。なお、線画に関してはベクターレイヤーにも変更することができます。線画のタッチを変えたり、線の微調整をしたりするのに便利です。

マンガ背景を描くのは大変ですが、この機能を使うことでかんたんにマンガ用の背景を用意することができます。日ごろからマンガ背景に使えそうな風景を写真に収めておくといいかもしれませんね。

長尺アニメーションの作成【EXのみ】

クリスタEXでは2時間以上の長尺アニメーションをつくることができます。(そこまで長いアニメをつくることはないと思いますが)

ちなみに、PRO版でもアニメーションをつくることができますが最大24コマまでしかつくることができません。一般的なアニメはフレームレート24(1秒あたり24コマ)なので1秒のアニメしかつくれません。めっちゃ短い(笑)。半分のフレームレートでも2秒なのでPRO版ではちょっとしたアニメーションしかつくれませんね。

クリスタEXでは2時間以上のもっと長いアニメーションをつくることができるので、動きが滑らかな本格的アニメーションをつくりたい人はEX版をおすすめします。

特殊プラグインの追加【EXのみ】

クリスタEXではクリップスタジオ用のフィルターなどのプラグインを追加することができます。

プラグインをインストールすることで、Photoshopにあるような高品質なフィルター効果をかんたんかつ自動でイラストにかけることができます。

3D素材の4面表示【EXのみ】

クリスタでは基本機能として3Dモデルなどの素材を表示することができます。(これはPROでも可能です)EX版では、3Dレイアウト表示を4方向のパレットで表示させることができます。

3Dソフトに慣れていない人にとっては1方向からの表示のみで3Dデータを動かすのはけっこう難しいと思います。3D素材を使って効率よく違和感のないイラストを描きたいときは、EXの4面表示で3D素材を調整するのがカンタンかつズレが生じることが少なくていいです。

クリスタPROからEXにアップグレード

いまクリスタPROを使ってるけどEX版にしたい!でもEX版を購入しなおすの?と不安に思っているかた大丈夫です。クリスタPROからEXにアップグレードができます。

通常クリスタEX版が23,000円(税込)するところ、PRO版をすでに購入しているユーザーは18,000円(税込)の優待価格で購入することができます。なので、クリスタを買いたいけど使いこなせるか不安な方は、とりあえずクリスタPRO版からはじめてみて慣れたらEX版にアップグレードするのもアリだと思います。

まとめ

クリスタPROとEXの違いは、クリスタEXはPROの上位互換で機能が多いが値段も高いといえますね。

とくにEXのマンガ制作機能はかなり充実していますね。製本における便利な機能から、写真などの素材を線画に自動変換する機能はどれをとっても便利な機能といえます。

一方でイラストを描くだけならクリスタPROでも十分機能がそろっています。みなさんの使用用途に合わせてPROかEXかを購入するのがいいと思いますね。